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2015
09.17

フラワーガール(1)

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- 今日は、縫い子ちゃんとダンナさん、
 結婚式にお呼ばれなんですって。

 だから、わたしもおめかししてもらっちゃった。



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- これは、フラワーガールのドレスなの。
 フラワーガールって、ヴァージンロードに花びらを撒きながら
 花嫁さんを先導する役目の女の子のことだよ~。

 わたしは、その役目をするにはちっちゃすぎるけど、
 でも、参列するからにはフォーマルな装いをしないとね!



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- 人がいっぱいいるから、
 お外に出てもいいかは分からないよって言われたけど、
 バッグの中からでも様子は伺えるからだいじょうぶ!

 それじゃ、いってきま~す。



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- お式が行われるのは、サン・ジェモロ修道院の教会。
 
 ミラノから車で約1時間、ヴァレーゼ湖を囲む小高い丘の途中にある、
 12世紀に建てられた古~い教会だよ。
 小さいけれど、とても由緒のある教会なの。

 結婚式だから、入口のところにお花が飾られているね!



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- イタリアの結婚式では、お花の演出ってとても大切で、
 花嫁さんのブーケとコーディネートされた大小さまざま、
 たーくさんの数のフラワーアレンジメントが
 教会と披露宴会場をいろどるんだよ。

 今日の花嫁さんのブーケは、
 白と優しいサーモンピンクのバラなんだね。

 お花、可愛いな~!



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- 教会の中だよ。
 祭壇の前にも、参列者席にも、お花がいっぱいだね!



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- 白いパンフレットは、結婚式の式次第。
 花嫁さんのお母さまの手作りなの。

 赤い本は、教会に備えつけの祈祷文と讃美歌集。

 それぞれの席に、小さな白い袋が置いてあるでしょう?
 あの中には、お米が入っているの。
 お式が終わって、花嫁さんと花婿さんが教会を出たところで、
 みんなでお祝いのライスシャワーをするためなんだよ~。



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- カトリックの教会って、正面にある主祭壇の他に、
 左右の壁面にも小さい祭壇が並んでいて、これはそのうちのひとつ。
 “天の女王” になった聖母マリア様を祀ってある祭壇だね。

 マリア様が冠をかぶっているでしょう?
 カトリックでは、マリア様は亡くなった後に昇天して、
 天上の女王として戴冠したという考え方があるからなんだよ~。
 


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- 主祭壇の前に、花嫁・花婿の席。
 そのななめ後ろには、花嫁・花婿側からそれぞれ2人ずつの証人の席。

 結婚の誓い、指輪の交換、みんなここで行われるの。
 華やかで、神聖な雰囲気がただよっているね!



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- お花でいろどられた主祭壇。
 立派な祭壇だね~!

 祭壇の奥に見えるのは、パイプオルガンのパイプだよ。
 この教会は、小さい教会だけど、
 きちんと整備されたパイプオルガンがあって、
 ミサの際にはこのオルガンで音楽が奏でられるんだって!

 パイプオルガンの維持と整備は、とてもお金がかかるので、
 今は、電子式のオルガンを使っている教会も多いんだけど、
 この教会は、きちっと伝統的なパイプオルガンを使い続けているんだね。


 
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- パイプオルガンの鍵盤だよ~。

 このパイプオルガンは、20世紀初めのものみたい。
 今から100年くらい前の楽器ということだね。

 カトリックのミサにとって、音楽はとっても大切な要素のひとつなの。
 結婚式も、“結婚のミサ” だから、ミサの進行にしたがって、
 いろいろな曲が演奏されるんだよ。
 入場や退場の結婚行進曲はもちろんだけど、
 福音書朗読の際に歌われるアレルヤ、
 万物創造の神を讃えるサント、
 マリア様に捧げる祈り、アヴェ・マリア、
 聖体拝領のためのパニス・アンジェリクス・・・

 このお式では、さらに特別に、
 聖フランチェスコを描いた映画 “ブラザーサン・シスタームーン”の主題歌と、
 “鷲の翼に”っていうとっても感動的なお歌が歌われたんだよ~。

 どの曲もみんな生演奏で、
 これは花嫁さんの親戚一同からの内緒のプレゼントだったんだって!
 とっても感動的なお式だったよ~!



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- 無事にお式を終えた後は、披露宴会場へ移動だよ~。

 花嫁さんと花婿さんのための車、
 シトロエンのクラシックカーをレンタルしたんだって!
 クラシックなブラウン色が素敵だね~!



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- 披露宴会場は、近くにある “ヴィッラ・ボッシ”っていう
 昔の貴族の邸宅を借り切って行われたの。
 ヴィッラ・ボッシは、日本語訳すると “柘植荘” っていう意味なんだよ。
 素敵な名前だね!

 入るとすぐに、この白いお花からあま~い香りがただよってきたの。
 銀木犀っていうお花なんだって!
 自然のあま~い香りでゲストを迎えるなんて、ロマンチックだね~。



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- 建物が建てられたのは1500年代で、
 その後、1700年代に改装されて、
 今は個人所有になっているんですって。



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- 昔の貴族のサロンそのままだね!
 とってもクラシックな雰囲気!



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- このヴィッラ・ボッシは、
 アンティークのチェンバロ、フォルテピアノ、ピアノの修理や
 製作を行う工房とアカデミーも兼ねていて、
 館内には本物のアンティーク楽器がたくさん!

 どの楽器も自由にさわって音を出してもいいんですって。
 ベートーヴェンやショパンが生きていた時代の楽器が
 たくさんあったよ~。



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- 披露宴、まずはスターターの前菜ビュッフェ。
 場所は、中庭だよ~。

 食前酒コーナー、その場で切ってくれる生ハムやサラミコーナー、
 その場で揚げてくれるシーフードや野菜のフライコーナー、
 チーズにカルパッチョ、ミニピッツァ、
 いろんなオードブルがいっぱいあったよ~!

 でもね・・・
 ここで、美味しいからといってどんどん食べちゃうと、
 後が続かなくなるから要注意なんだって。

 テラスの2階で、ジャズクインテットがずっと生演奏をしていたよ。
 教会ではクラシック音楽で厳かな感じだったけど、
 披露宴は、軽快なジャズで楽しいオープニングだね~!



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- 中庭での前菜タイム、どのくらい続いたと思う?

 なんと4時間!!!
 前菜だけで、4時間だよ~~~!!!

 オードブルをつまみながら、おしゃべりや邸宅内の散策を楽しんだり、
 花嫁花婿のお友達たちはにぎやかに乾杯したりして、
 ゆったりと楽しく過ごすの。

 縫い子ちゃんが、こっそりと人が来ないコーナーに連れていってくれて、
 写真を撮ってくれたよ!



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- ふる~い木のベンチに座って、お人形さんのふり!



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- バッグの中でも、じゅうぶん楽しいけど、
 やっぱりお外に出られると嬉しいな~♪
(そうだね~ せっかくおめかししてるんだもんね♪ by縫い子)




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- ジャズクインテットのおじさん達にも、オードブルが運ばれてて、
 お酒のグラスをかたむけながら演奏していたよ。

 すごーーーーく上手だったよ!!



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- そうしているうちに、だんだん日が暮れてきたので、
 邸内に移動して、ディナータイム。



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- 夕暮れのお空。
 このとき、すでに夜21時くらいなの。
 イタリアの夏時間って、いつまでも明るいから不思議な感じだね。



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- ディナーは、かぼちゃの花のリゾット、伊勢海老のパスタ、子牛肉のロースト。
 とっても美味しかったみたいだよ~。

 でもね・・・
 このディナーも、3時間くらいかかったんだよ~!

 一皿一皿運ばれてくるまでに、すごく時間があるの。
 その間は、ずーーーっと同じテーブルの人どうしでおしゃべり。
 花嫁、花婿がテーブルをまわってきて、
 みんなで写真を撮ったり、乾杯したり。

 こっちの披露宴は、スピーチとか余興とかがいっさいないんだよ。
 にぎやかな雰囲気でおしゃべりとお料理を楽しんで、
 同席した人と知り合って仲良くなったり、すごく自由な雰囲気。

 けっきょく、最後のウエディングケーキと
 デザートビュッフェにたどりついたときには、午前0時だったのー!

 デザートタイムの後は、地下のワインセラースペースにDJブースが入って、
 花嫁、花婿のお友達たちが楽しく踊っていたけど、
 わたし達は午前1時くらいにご挨拶しておいとましてきたんだ。
 すごーーーーく長い一日だったけど、楽しい一日だったよ~~~!

 花嫁さん、花婿さん、ご結婚おめでとう~~~!!!



Un matrimonio italiano...!!!
Che luuuuuuuuuuuunga giornata!!!!
...ma una giornata piena di gioia e felicità.

Viva gli sposiiiiiiii !!!!!!
 


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長ーい長ーいウエディング・デイのレポートをしてくれた
ジェルソミーナさん(ベリーヴィッキー)。
お疲れさまでした!!

日本人の感覚からすると、
唖然とするほど長時間におよぶイタリアン・ウエディング。
結局、おひらきになったのは、午前2時過ぎだそうで・・・(^ ^;)

というのも、会場のクローズ時間が午前2時だったからで、
もし時間制限がなければ、おそらく朝までお祝いが続いていたことでしょう(笑)。

こんなに長く続くのに、途中、だれも寝ちゃう人とかいなくて、
イタリア人のタフさというか、パワーには驚き呆れるしかありません。
若い招待客のみならず、お年寄りや小さい子供まで、
みんなよく元気に起きていられるな~~と、感心しきり。

これで、特別に長い結婚式というわけではなくて、標準的な結婚式です(爆)。

結婚式というのは、(原則として)一生にたった1回だけの特別な日。
全身全霊をこめて、とことんやりぬくっ!!
結婚式って、イタリア人の陽気さとエネルギーを集大成したようなイベント・・・
心の底から、そう思います(笑)。

ここだけのハナシ、長すぎてウンザリしてしまうウエディングもあるわけですが、
この日は、こんなに長かったにもかかわらず、
教会でのお式も、披露宴のセッティングも、お料理の量や出し方も、
あらゆる点で趣味がよく洗練されていて、
最後までとても楽しい気分で過ごせる、理想的なイタリアン・ウエディングでした。

明日は、引き出物でいただくボンボニエーレをご紹介しますね♪
(縫い子談)



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コメント
わわわジェルソミーナ嬢、綺麗だ~(><)
ご親戚?ご友人??おめでとうございます!!
チンチン!(爆
素敵なお式のおすそ分けありがとう。^^

ワタシも少し前にお呼ばれしたことがあって
懐かしく拝見しました。
実はワタシの従兄弟とイタリア人の友人女性
が結婚して、日本でいう仲人(証人)の大役を
仰せつかりまして(爆)
イタリアのお式は本当に感動的でした・・・
ほんと、生演奏ですもんね。
そして長い!長すぎる・・・
出席したお式も終わったのが午前2時でした(笑
準備は早朝からだったし、教会に出向いたのも
午前中だったのに・・・
でもなんだか休憩や移動もあってのんびりして
大変だったという記憶は無いですね。^^
イタリアって伝統をきちんと守っているけれど
気負ってないところがやっぱり素敵だな~って
思います。見習いたいですね。*^^*
conigliadot 2015.09.17 03:40 | 編集
素敵!素敵!!

ジェルソミーナさんの
丁寧かつ詳しいお話に聞き入ってしまいました。
ヨッ!ジェルソミーナ!説明上手!
イタリアの文化!
そういうお話聞くのすっごく楽しい!
ありがとージェルソミーナ!

あんまり興奮して
自分の鼻息に「ハッ」なってしまいましたよ~(;´Д`)


前菜のビュッフェコーナーの説明は
もうため息ですわー!!
生ハムにサラミに!フライ!
しかも前菜で4時間とな!?
サラミ食べたーいw

おしゃべりとお酒と食べ物!なんとも素敵だわー

教会に!素敵な邸宅にもうっとり…
オペラの舞台みたい!!
チェンバロもカッコイーー!!!
(リトルダッチェスジョーゼットさん、チェンバロの名手らしいので、弾く姿を想像してしまったー!)

わたくしもう大興奮の記事でございました!
縫い子さんのイタリアの結婚式&披露宴レポ
大変大変興味深く楽しく読ませていただきました!(*^o^*)
まーdot 2015.09.17 13:00 | 編集
conigliaさん

ジェルソミーナの晴れ姿を褒めて下さって、ありがとうございます(*^^*)
はじめはドールを連れていくつもりはなかったのですが、
スキッパーOF“フラワーガール”の服をたまたま着ていたジェルソミーナを見て、
“フラワーガール”の衣装、この機会に着せなくていつ着せる?!?!
とひらめいてしまい(笑)、彼女は、急遽、バッグの中にINされたのでありました(*・∀・*)

coniさんからも乾杯の“チンチン☆”をありがとうございます。
結婚式は、こちらも幸せな気分になるから何回出席してもいいものですよね。

そうそう、従兄弟さんがこちらで結婚したとおっしゃっていたこと、覚えていますよ。
そのときは、午前2時までのフルコースだったのですね!(爆)
そんなに深夜までに及ぶのに、花嫁さんのお支度は朝からだし、
結婚式当日の花嫁の無限のエネルギーには、目をみはるばかりですよね~。

この結婚式でも、おいとまするまえに花嫁さんに挨拶しようと探したら、
DJブースの入ったダンスエリアで踊り狂っていて(笑)、
そのままノリノリで踊りながら歩いてきて、
私たちのキス&ハグに応えてくれたのには(心の中で)爆笑しちゃいましたよw
お人形のように綺麗なお顔で、スリムで、とっても美しい花嫁さんでしたが、
イタリアーナらしい!!


そうそう!
とにかく、長ーーーーーーいのだけど、途中休憩というか、
自由にフラフラしていい時間(?)がたくさん挟まれるので、
意外とマイペースで過ごせるのがイイですよね。
ごはんも休み休み食べる感じなので、トータルはすごい量だけど、
意外と食べられてしまうし。

> イタリアって伝統をきちんと守っているけれど
> 気負ってないところがやっぱり素敵だな~って

ああ、これ!!
うまいことおっしゃいます。
ほんとにそうですよね・・・
彼らは肩の力が抜けていて、“気負っていない”んですよね。
ものごとを良くも悪くもあるがままに受け入れて、
自然体で生きている人々だなって思います。
そういうところ、見習いたいですよね(*^^*)
縫い子dot 2015.09.17 21:58 | 編集
まーさん

えへえへ(・∀・)
ジェルソミーナさんのピカりんこなオデコの中には、
溢れんばかりの知性が詰まっているのです。
まーさんに説明上手って褒めてもらえて、
とっても嬉しそうなお顔をしておりますよ~。

ジェルソミーナのお顔は、いつ見てもとっても頭がよさそうなので、
うちのメンバーでのウンチク担当は(ほぼ)毎回、彼女になってしまいますw

うちは、ドールブログ的なイタリア紹介ブログ的な・・・ドールブログっていう
コンセプト(らしい←いま思いついた)なので、
これからも張り切って、いろんなレポをしていきますよ~。
まーさんからの熱い感想コメント、とっても嬉しいです!!(*^∀^*)

そうそう、今年のアニバミディさんにはぴったりの環境でしたね、チェンバロ。
ここの楽器工房には、おそらく年内に、別の用事で再訪することになりそうなので、
そのときにチェンバロ、フォルテピアノ、ピアノ、その他アンティーク楽器および
この邸宅内をじっくりレポをしてみたいな~と思ってます。

その際のレポーター役を、我が家の芸能担当のあの美女にしてもらうべく、
ただいま、彼女のお披露目記事の写真を絶賛撮影中です。
(←と、気をもたす書き方をしてみるw うひひ)
縫い子dot 2015.09.17 22:10 | 編集
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