2016
03.03

街角の春

IMG_6791aa.jpg



- 春の明るい日射し。



IMG_6794aa.jpg



- 花屋さんの店先も、だんだん賑やかになるわね。



IMG_6792aa.jpg



- “野を覆う雪はいまだ白く輝けど
 泉の水はすでに湧き立ちざわめく・・・”

 “Ещё в полях белеет снег,
 А воды уж весной шумят...”

(フョードル・イワノヴィチ・チュチェフ詞 『春の水』より/抄訳:縫い子)


I passi della primavera.... già si sentono davanti al fiorista.
Piano piano... con il raggio di sole brillante e luminoso!



------------------------------------



この冬のイタリアは、例年にない暖冬で過ごしやすかったとはいえ、
春の訪れはやはり嬉しいものです。

とはいっても、この写真を撮った日のように春めいた日もあれば、
どんより灰色の冬に逆戻りする日もあり・・・。
いっせいに花が咲き誇る、いかにも“春!”という喜ばしい感じを
楽しめるようになるまでには、まだもう少しかかりそうです。

ロシア出身(←という脳内設定)のアーニャさん(マトリョーシカメイデン)。
イタリアの明るい春の陽光の中で、故郷ロシアの春を想う、の巻。

日本の春は、梅が咲き、桜が咲き、菜の花が咲き・・・
うぐいすがホーホケキョ。
おだやかでどこか眠くなるような、のんびりとしたイメージがあります。

一方、南ヨーロッパであるイタリアの春は、
ある日突然花がばーーーっと咲いて、ウキウキと弾むように楽しい季節。

ところが、北ヨーロッパに行くと、
“春”は、厳しい冬をついに破って訪れる!という
力強い存在として捉えられているような気がします。
それだけ、かの地の冬は厳しくて長い、ということなのでしょう。

“春”を歌ったイタリアの歌曲。
“おお、春よ!(O primavera!)” ティリンデッリ作曲/ベネッリ作詞

“おお、春よ、自由で陽気な春よ、大地を微笑みで満たす春・・・
・・・(中略)・・・明るい陽射しをおくれ、スミレの花をおくれ、
そして僕を新しい生命と愛で満たしておくれ!”

どこまでもテンポよくノリよく、明るい歌。
途中ちょっとゆっくりと短調になって、冬の寂しさがぶり返しちゃうふうでも、
やっぱり最後は明るさいっぱいで終わるところが、いかにもイタリア。

一方、ロシア歌曲、“春の水(Весенные воды ‐ Spring waters)”
ラフマニノフ作曲/チュチェフ作詞


アーニャさんが花屋の店先で口ずさんでいた歌ですが、
急き込みつつ湧き上がるようなピアノ伴奏が、
氷を打ち破って激しくほとばしる春の泉の水を思わせます。
歌もどこまでも力強くドラマティックで、
春はあけぼの・・・春といえばうららか・・・
という日本人にとっての春のイメージを覆す感じ。
ロシア人にとっての春は、かくも劇的な喜びなのですね。
(←まあ、いろいろと妄想も入ってます)

ひとくちに“春”といっても、お国柄の違いでいろいろと面白いです。
(縫い子談)



にほんブログ村 コレクションブログ ブライスへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメント
イタリアでもそろそろ春の兆しが見え始めましたね^^
花屋の店先の色とりどりの花々・・・
中でも黄色いミモザの花が目を引きます。
ミモザって春らしくって大好き!

アーニャさんパンツスタイルもきりっとして
良く似合いますね。
端正な佇まいが素敵です。
アーニャさんにも春の優しい日差しが降りかかり
優しいグリーンの瞳は透明感をたたえて
輝いてますね。

春が待ち遠しい季節です^^
Kぽんdot 2016.03.03 12:02 | 編集
ディーマ(*´Д`)…
クチヴィルだけで失神してしまう!!

ホロ様の歌い方は独特ですよね。
とろとろ煮込んだシチューみたいだー
っていつも思っています。
そして、イタリア語のオペラ歌っているときも
ちょっとロシア語っぽいw

そして!
「おお、春よ!」はなんて楽しくて愛らしい歌なんだ!
何度も聴いてしまった!

「僕を新しい生命と愛で満たしておくれ!」
だなんて!イタリア男子のcuteさを感じてしまいました。

…といってもイタリア男子はオペラの中とヘタリア、
そして、エツィオさんしか知らないですが(笑)
あ!あと、テルマエロマエもだわ!!
まーdot 2016.03.04 11:53 | 編集
Kぽんさん

お返事遅くなりました(汗)。

花屋さんの店先にチューリップが登場すると、ああ、春だなーって思います。
この写真では、ミモザがみごとな大枝で売られていますね。
ミモザ、私も大好きです。
お花の形も可愛いし、香りも爽やかで・・・。
マンションの中庭にミモザの木があって、この時期はたわわに可愛いまん丸の
お花が咲くので、去年は一枝貰ってきて家に飾ったのですが、
意外にも花持ちが悪くて、すぐに枯れてしまいまして(^^;)

今年は、枝を折らずにそのまま鑑賞するだけになっています。
ブライスさんともそのうち写真撮れるかなあ?)

もともと、可愛らしい子がマニッシュなスタイルをしているという
ギャップが好きなので、うちの子達もフリフリデコラティブな
お人形さんらしい服を着ることは(そーいわれてみれば)皆無ですねw

アーニャのこの正面スペシャルアイは、いつどんな条件で見ても
とても綺麗なのですけど、明るい陽光のもとだととりわけ澄んで見えますね。
雪解け水がきらきらしてる感じかな?(*^^*)
縫い子dot 2016.03.07 23:43 | 編集
まーさん

まーさんはホロ氏LOVEでありましたね・・・。
この動画のキャプチャ画面、目を閉じてヴィルを突き出すホロ氏、
『さあ、ご婦人方、このヴィルにどうかくちづけたまえ』
とでも言わんかのごときで、狙ったのかい?!
と思ってしまいました。(・∀・)

『春の水』は、知人のロシア人ソプラノによれば、
軽やかな声ではなく、ドラマティックな声で歌われるべき歌だそうで。
記事にのせる動画を選ぶにあたって、ロシア語ネイティブであるホロ氏が
ドラマティックに歌い上げているこちらの動画をチョイスさせていただきました。

『おお、春よ!』気に入っていただけて嬉しい~。
やたら能天気で単純~、に感じなくもないですけど、そこがまたイイというか。
私もお気に入りソングのひとつです(*・∀・*)

> 「僕を新しい生命と愛で満たしておくれ!」
> だなんて!イタリア男子のcuteさを感じてしまいました。

あははは。
なんだかんだいって、イタリア男はcuteなタイプかも?(^皿^*)
テルマエロマエの主人公の超マジメ人間ルシウス氏ですら、
意図せぬお茶目さを発揮している気が(?)。
ロマンチストであり、いい意味での少年の心を永遠にもち続ける
男性がデフォなのかな~と思います。
縫い子dot 2016.03.08 00:34 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top